BST12X-KITEの注意事項とメンテナンス

1)空気を入れるときにバッグを倒しますと砂が内部に入り下の黒いバッテリーのカバーの部分と黄色い本体の部分の間の配線の隙間から砂を吸い込む事があります。倒してご使用にならないようお願いいたします。また万が一砂が入りますとタービンを破壊する原因になりますので一度黒い部分を外し本体を開けてコンプレッサーなどで砂を除去することをお勧めします。コンプレッサが無い場合はBST12X-KITEにホースを繋ぎそれで起動させて吹き飛ばしても結構です。また配線が出ている部分をシリコンコーキングするのも有効です。
 
2)逆支弁があるカイトでいきなり高い音でタービンが回らずに低い音でピストンが動いている場合はONのボタンを再度押してください。ブロアーに切り替わります(高い音)。その後コンプレッサー(低い音)に切り替わりあらかじめ設定した圧力に達しますと自動的に停止します。
 
3)電動ポンプは電気製品です雨の中や波打ち際に放置しますと壊れる原因です。イタリアの車も雨の中ではあまり乗りません。イタリア製ポンプも雨の中でのご使用はお控え下さい。
 
4)ポンプが運送中に稼動するのを防ぐ為バッテリーから配線を外してあります。黒いバッテリーのカバーのビスを4箇所外し赤い線を赤へ、黒い線を黒へ繋いでご使用下さい。海外など飛行機に持っていかれる場合も同様にされますと空港でのトラブルを未然に防ぐことができます。
 
5)別売りのバッテリーチャージャーは110Vまでの日本、アメリカ用です。それ以外の国でのご使用の際はトランスをご使用になるか販売店までお問い合わせ下さい。その他の国用の充電器も入手可能です。ただし1ヶ月程度の猶予をお願いします。ちなみにシガーライターでの充電は5〜6時間、家庭用電源からの充電は8〜10時間を要します。別売り充電器の赤いランプが消えましたら充電完了で6枚程度のカイトを膨らませることができます。ちなみに’05FUEL13で2分10秒で8PSIまで膨らませれます。
 
6)20分以上の連続使用はおやめ下さい。業務用ではありませんので連続使用は考えておりません。
異変を感じたら・・・

たいていの場合単に砂がスイッチのところ(PARTーHの電磁石のリレーのところ)もしくはPART−Eの白いフラップのところに詰っているだけでちょっとブローアーで吹き飛ばせばなんでもない場合がほとんどです。その後シリコンスプレーを吹けばたいていの場合治ります。(CRCはプラスチックが溶けますので厳禁です)一度中を開けてみて部品の確認を行ってください。そんなに難しい構造ではありませんのですぐに理解していただけると思います。変なにおいがしてブロアーが動かない場合はすぐに使用を中止してPART−Dの中のプロペラがちゃんと回るか指で回してみてください。ほとんどの場合砂が進入してプロペラが動かなくなっています。指で動かしてもらうと砂は取れます。そのままで無理に使用した場合はDのユニット交換を行うことになります。